あなたのデスクは、仕事に適した環境になっているでしょうか。職場のデスクはあなたのテリトリーではありますが、そのデスクがきちんと整理されていなければ、仕事の効率も悪くなりあなたにとってもマイナスになるのです。
それにデスクが乱雑になっていると、周りの人にもだらしがなく映ってしまうでしょう。席にいないときこそ、デスクがどんな状態であるかを見られていると、意識するのがポイントになります。
日常的にメモを使っているかもしれませんが、手のひらサイズを使うのが望ましく、直ぐ手に取れる場所に置くのが鉄則です。普段から使用頻度の高い文具や名刺は、デスクの上段右側の引き出しに入れておきます。
箱などを使い収納すれば見やすくなります。また鍵のかかる引き出しには、重要な書類などを入れておき、最下段の引き出しにはファイルの背表紙に内容を書いて保存しておけば、必要になった時に直ぐ取り出せるでしょう。
ゴミはこまめに捨てるのがポイントです。デスクの上に飲料水の缶やペットボトルが散らばっていては、機能的ではありませんし周りにも悪印象を与えてしまいます。そして必要なものだけをデスク上に置くというのも基本です。
過去の書類やメモといった必要のないものは、直ぐに捨てるもしくは一定期間保管してから処分する方向で考えましょう。デスク上には写真や携帯電話といった私物を置いておくのもNGとなります。
あくまで職場であることを忘れてはいけません。それに書類をためておくのも良くありません。書類が積み上げられていたりすると、周りの人も不快に思う可能性があります。なので、不要になった書類は処分するのがベストです。
今まさに行っている業務に関する書類などは、クリアファイルに入れて上段左側の引き出しに入れておくのがポイントになります。もし、どうしても上手に整理整頓ができないのなら、まず書類を会議や郵便、FAXと言った具合にカテゴリー分けをするのが一案です。
またグッズを使って仕分けるのも良いでしょう。トレーは新しい書類や未分類のものを一時保管するのに役立ちます。クリアファイルは、よく使う書類などを保管するのに役立つのです。
使うなら付箋もしくはシールなどを貼り名札にするのも手段となります。ブックスタンドに立てておけば取り出しやすいですし、見やすいでしょう。バインダー式のファイルは、量の多い資料もしくはあまり使わないものの管理におすすめです。
職場はあなた1人で働いているのではありませんし、デスクは自分が使うエリアではあっても他の人の目にもつきます。もしごちゃごちゃとしたデスクになっているなら、職場の人達に少なからず嫌な思いをさせてしまう可能性もあるのです。
職場の人達がどう思うかも考慮し、毎日整理整頓されたデスクで仕事をすることが必要でしょう。そうすれば、あなたも気分良く仕事ができるかもしれませんし、効率もアップするはずです。
デスクを整理整頓することは、人のためでもあり自分のためでもあります。