アフター5つまり終業後に上司や先輩に飲みに誘われることもあると思います。この際には、『飲みにケーション』という言葉もあるくらしですし、予定がなければ極力お付き合いをするのが鉄則です。

どうして誘ってくれるのかというのは様々な理由があるでしょうけれど、一緒に食事をしたりお酒を飲みながら話をすることで親睦を深めることができますし、アドバイスももらえる可能性もあります。

どういった時であっても、戦略的なものの見方ができるようにありたいものです。それでも、予定が入っていたりどうしても行けないという場合には、相手に嫌な思いをさせないように気を配りつつ柔らかい表現で断るようにします。

「大変申し訳ございません。今日は用事がありますので、次の機会にぜひご一緒させていただけたらと思います」といった具合に言うと、相手もしかたがないのだなと思い、相手との間にしこりも残ることがないでしょう。

ここで、飲み会ではどういった点を心得ておけば良いのかを見ていきます。飲み会の席であっても、礼儀を弁えなければ信頼を失いかねません。お酒が入るということで気を緩めすぎるのはNGです。

まず飲み会の席でもメリットを得られるので、上司などの誘いには極力応じることが賢明となります。そして乾杯の際には、目上の人のグラスより高く上げてはいけません。もし上司や先輩におごってもらったなら、丁寧に言うのもカギです。

さらに同僚と飲みに行った場合は割り勘にするのも方法であり、なるべくお金の貸し借りをしないことがポイントでしょう。さて、上司からの誘いを受けることはメリットもあります。

お酒の席に参加すれば、自分を成長させることにもつながるのです。自分がその席で上司から何かを引き出すことができたなら、飲み会に参加したことは有益だったということになります。

上司もお酒が入ることもあり、あなたたちに気を許して普段は聞くことのない話をしてくれることもあるかもしれません。また、自分よりも人生経験の豊富な上司たちですので、これまでの経験を聞ける可能性もあります。

それに、誘いに応じて酒席に参加すれば思ってもみなかった大物の方と知り合う機会があることも考えられます。そこからビジネスチャンスが生まれることもあり得るのです。それ以外にも、いつもの職場とは異なる空間を共有することで、親睦を深めることができます。

後になってからきっと役に立つでしょう。ちなみに、飲んだ次の日に遅刻をするのは絶対にいけません。上司は出勤しているのにも関わらず新人が遅れてくるようであれば、社会人としては失格となります。

こうした場合には、普段よりも早く出社するくらいの心構えでいるようにしましょう。また、アフター5の残業に関しては、今の時代はなかなか帰れる空気ではなかったりすると思います。

けれど、仕事というのは本来終業時間の中でこなすのが一人前の証です。計画を立ててその通りに終わらせられるかが大事になってきます。なので、進行状況がどうかによって残業をするかどうかを決めるのが良いと考えられます。