ネクタイは基本として、スーツやシャツとどう組み合わせるかにより選びます。カラーや柄も色々とあり、ストライプや小紋、そしてドット、ソリッド(無地)などが代表的です。小紋およびドットなどならどういった状況で着けたとしてもその場の雰囲気にマッチします。

なので、柄として使いやすいのではないでしょうか。購入時には、ギュっと握ったとしてもすぐに復元できてシワにもなりにくく、二つ折りにして垂らした際に真っ直ぐに戻る素材のものがベストです。

新入社員であれば、最初からスーツやシャツを色々と持っている人はさほどいないかもしれません。なので、今あるスーツやシャツと相性が良いかどうかを軸にして、カラーや柄を合わせていくのが賢明です。

新入社員の方は、グレーやブルーといったあまり派手さのない控えめなネクタイを選ぶのがポイントになります。柄の中で上司の方達のおすすめはストライプや小紋であり、カラーは青系をすすめています。

ネクタイの結び方でも印象は変わってくるものです。締める際には、えくぼのような窪みの『ディンプル』をノットの下に付ければ、スマートな結び目に見えますし印象も一段と素敵になるでしょう。

ネクタイには色々と結び方があります。『プレーンノット』は、まず幅が広い方が上になるようにして、長めにとって交差させます。それから幅が狭い方の周囲をひとまわりさせるのです。

そしてそのまま持ち上げて喉の下に持っていき、先ほどひとまわりさせてできた輪を通します。最後に片手で結び目を持って、幅の狭い帆を引き形を整えましょう。『ダブルノット』なら、『プレーンノット』と同じように幅の広い方を交差させて、幅の狭い方を一周させるのです。

それからさらにまた一周させてそのまま持ち上げて、喉の下をくぐらせます。もう一度一周させた際にできた輪の中を通し、結び目があまり大きくならないように形を整えましょう。『セミウィンザーノット』は、まずは『プレーンノット』と同じく幅の広い方を交差させます。

それから幅の狭い方の下を通してから反対に出すのです。その状態で持ち上げて、最初に作った輪に前よりくぐらせて左に落としましょう。またもう一周させて喉の下からくぐらせます。

この際にできた輪の中を通して、結び目や長さの調整をして完成です。ネクタイを見栄えよく締めるには、シャツの襟幅に合わせた結び方にするのがコツとなっています。襟が広いのに結び目が小さければ、バランスが良くなく不自然になるでしょう。

なので、襟幅が広いシャツの場合には、結び目が大きくなる『セミウィンザーノット』が適していますし、狭いのなら結び目が小さい『プレーンノット』を合わせてあげると、バランスも良くなります。

生地がどの程度の厚みなのかも左右するため、様々に試してみるのがおすすめです。長さに関しても、幅が広い方が幾らか長めの方がバランスが良くなります。この様に、社会人はネクタイにも気を配ることが大事なのです。